ブログ版/外国帯同妻リアル

外国出向辞令を受けた夫との生活を嫁の目線で語ります。

「今週のお題」に初挑戦(私がブログを始めたきっかけ)

今週のお題「私がブログを始めたきっかけ」

脱税とか贈賄とかしてそうな企業さんが裏帳簿を付けたがるのと同じ気持ちなのだと思う。どっちもしたことないし、そもそも私、企業さんでもないけど。


過保護で心配性の親に気を遣い続けること約40年。私は前向きで幸せな娘ということになっている。悪い意味にもとれる可能性があれば電話がかかってくるので、良いことしか書けない(税務署に提出する表帳簿みたいなもの?)。

 

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今日は旦那さんの上司の奥様とお茶してました。楽しく話しこんでると、時間が経つのを忘れてしまい……夕食のおかずが一品いつもより少ないです。ごめんなさい!


事実にだいたい即しているが、なんか違うのである。

その日の午後、突然電話がかかってきた。『え?今から30分以内にですか?わかりました。すぐ伺います。』夫の上司宅は徒歩圏に有る(ご近所さん)が、途中でお菓子を買いに店に寄ることを考えていると化粧している時間は無いな。ん!快晴すぎるだろ。日焼け止めクリームだけ急いで塗ろう。

到着して間もなく、私の持ち込んだお菓子を広げて話し始める。『あ、髪切られたんですね?よくお似合いです。』『もう一ヶ月たつけどね。』ほどなく、ご主人が帰宅。『おや!ふある。さん。本当にいつも遊びに来てるんだね。』私から見ると、このご主人はいつも家に居る人だ。『……。今日もお邪魔しちゃっててすみません。』『ははは。ゆっくり寛いでてよ。』


おそらく、ご主人は常日頃からこう言ってるのではないのか。『外国で働く日本人同士、家族ぐるみで結束を深めておかなくてはならないから、ふある。さんと仲良くしなさい。』それに対して、『彼女はしょっちゅう話し相手になってくれてるわ。』と、答えているのではないだろうか。


私:『じゃあ、そろそろ夕食の準備もありますので失礼します。』
奥様:『あ、あなた留守番少しお願いしていい?外暑いからふある。さんを送ってあげたいのよ。』
ご主人:『この暑さだからね、是非そうしてあげなさい。』
私:『いえ、さっきよりだいぶ雲出てきましたし、大丈夫ですよ。』
奥様:『もう、遠慮しないで!車をすぐ出すわ。』
……茶番劇か!


ご主人が日中戻ってくることになると(主に借りている古い家の修理業者立会いなど)、私はこの手の茶番に付き合うのだ。茶番なんて単語は母の前では使わないが、私は使いたくて仕方ないのである。


かくして、企業さんの裏帳簿ならぬ、私個人の裏ブログを始めることとなった。ここでなら何度でも書けるぞ。『私は茶番劇に付き合わされているー!』